学生横綱・明月院 史上初“全勝Vで十両昇進”誓う

[ 2011年4月28日 06:00 ]

九重部屋で稽古をする明月院

 大相撲の技量審査場所(5月8日初日、両国国技館)でデビューする昨年の学生横綱、明月院(九重部屋)が27日、史上初の所要1場所での十両昇進を誓った。幕下15枚目格付け出しの資格を持つ1メートル80、163キロの日体大出身の丸刈りは「1場所は誰もやったことがない。やりたいっすね」と平然と話した。

 初土俵を踏むはずだった3月の春場所が八百長問題で中止。一時は力士を断念して教諭を目指すことも考えたが、技量審査場所の開催が決まったことでプロの道を歩むことを決意した。この日は幕下・千代の国らと17番取って14勝。スピード感あふれる豪快な取り口で土俵を占領し、佐ノ山親方(元大関・千代大海)も「幕下上位を全く相手にしない。いつも通りにいけば優勝して十両に上がれるよ」と絶賛した。

 06年夏場所では15枚目格だった下田(現・宇映、追手風部屋)が全勝したが、番付の関係で十両昇進は見送られた。だが、今回は八百長問題で17人の関取が一挙に去ったことで、全勝優勝で十両に昇進する可能性は高い。史上初の快挙に向け「プロの立ち合いはスピードが生かせるのでやりやすい」と自信満々だ。
 

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