遼くん 後半盛り返し11位!

[ 2011年4月28日 18:22 ]

第1日、満足そうな表情でホールアウトした石川遼

 中日クラウンズ第1日は28日、愛知県名古屋GC和合(6545ヤード、パー70)で行われ、64歳の尾崎将司が5バーディー、2ボギーの67で回り、高山忠洋らと並んで首位と2打差の3位と好発進した。昨年覇者の石川遼は前半37とやや苦しんだが、後半はボギーなしで4バーディーを奪って31。池田勇太らとともに2アンダーで11位と、まずまずのスタートを切った。バーディー八つを奪った朴星俊(韓国)が65をマークして単独首位に立ち、6バーディー、2ボギーの薗田峻輔が1打差で続いた。

 3番(パー4)でダブルボギーをたたき、さらに6、7番と連続ボギー。崩れそうな状況で踏みとどまった石川遼は「後半よくカムバックできた。悪い流れだったが、前の自分とは違うところを見せたかった」と胸を張った。2連覇へ、首位と3打差なら悪くはない。「スイングはすごく良かった。スコアを落とした原因はほとんど小技。そこは分けて考えた」。寄せでミスを重ねた3番や、3パットした6番のショックをすぐに断ち切った。「今の自分なら取り戻せる」という期待に自ら応えた。第1打を練習通りに打てたという13番(パー3)など、後半だけで4バーディー。最終日の「58」で大逆転した1年前とはまた違う地力を示し「これ以上ないスタート」と声を弾ませた。

続きを表示

2011年4月28日のニュース