技量審査場所 半分近い節電目標

[ 2011年4月28日 19:24 ]

 日本相撲協会は28日、東日本大震災に伴う節電策について、通常の本場所ではピーク時に1時間当たり1400キロワットだった電力使用量を、技量審査場所(5月8日初日・両国国技館)では半分近い744キロワットを目標に減らすと発表した。

 相撲協会広報部によると、館内の照明を全体的に若干落とすほか、売店やレストランの営業、大広間で振る舞われているちゃんこ販売をいずれも中止したことなどで節電が可能になるという。

 また、技量審査場所の確認事項を新たに公表し、力士のしこ名などが入っている通常ののぼりに代わり、東日本大震災の復興支援を訴えるものを立てる。連日、場所の開始と終了を知らせる太鼓の音や、満員御礼の垂れ幕はなし。優勝パレードも行わないが、国技館正面で車上撮影だけ行う。

続きを表示

2011年4月28日のニュース