突き指の影響残る白鵬 稽古総見も「行くだけは行くが…」

[ 2011年4月28日 16:44 ]

 7連覇の懸かる白鵬は28日、東京都墨田区の宮城野部屋で非公開の稽古を行った。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)によると、若手力士に胸を出した程度だった。

 白鵬本人によると、数日前に左手中指を突き指したといい、影響がまだ残っている。得意の上手をつかむ左手だけに「まだ右手だったら、差すだけなんだけどね」と、ため息をつく。

 29日の横綱審議委員会の稽古総見に向けても、気分が乗らない様子。「行くだけは行く。でも胸を出すくらいだと思う」と、前向きな言葉は出なかった。

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