法廷で争うのか?放駒理事長「そうなるでしょうね」

[ 2011年4月14日 20:01 ]

大相撲八百長問題

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は14日、臨時理事会で解雇した元蒼国来と元星風に退職金の支給を決めたことについて「勧告を受け入れた者にも退職金を出している。それと同じ考え方だ」と説明した。

 八百長に関与したとして処分した25人のうち、22人は引退、退職勧告に従った。勧告を受け入れても拒否しても退職金を受け取れる結果となったが「処分を(より重い)解雇にしている」と違いを強調した。退職届を出さずに解雇された前谷川親方(元小結海鵬)は、規定により退職金が発生しなかった。

 元蒼国来と元星風は法的措置に訴える意向。提訴されれば協会として法廷で争うかとの問いに「そういうことになれば、そうなるでしょうね」と述べた。

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2011年4月14日のニュース