シャラポワ“原発事故の恐ろしさ”訴え

[ 2011年3月16日 06:00 ]

米カリフォルニア州での試合でプレーするシャラボワ

 女子テニスのマリア・シャラポワが14日、米カリフォルニア州での大会の記者会見に、チェルノブイリ原発事故から25年目となることを記したシャツを着て現れた。福島第1原発の事故に思いを寄せ、原発事故の恐ろしさを訴えた。

 チェルノブイリ復興を支援する国連開発計画(UNDP)の親善大使でもあるシャラポワは「日本には素晴らしい思い出がある。そこで起こっていることを見ると、とても悲しい」と語り「事故はかなり前でも、今も影響が残る。特にそこで生まれた人々には、放射能汚染による障害がある人が多い」と話した。

 一家はチェルノブイリ原発に近い旧ソ連ベラルーシのゴメリ州に住んでいたが、直後に脱出。その後シャラポワが生まれた。

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2011年3月16日のニュース