“北の鉄人”被災地で奮闘「力仕事は任せろ」 

[ 2011年3月16日 07:19 ]

車いすの男性を2階から下ろす「釜石シーウェイブス」の選手

 かつてラグビー日本選手権を7連覇し“北の鉄人”と称された新日鉄釜石を母体とするクラブチーム「釜石シーウェイブス」。東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県釜石市に、今も拠点を置く。選手とその家族は全員無事。屈強なラガーマンは「力仕事はおれたちに任せろ」と被災者支援に奮闘している。

 シーウェイブスの選手は15日、釜石市内の特別養護老人ホームを訪れた。施設は停電中でエレベーターは動かない。自宅に戻る車いすの男性を5人がかりで抱え、2階から1階に下ろした。施設側は「まだ連絡が取れないスタッフがいる。人手不足の中、大助かりだ」と歓迎する。選手らは午前、午後と施設を訪れ、まき割りなどもこなす。

 シーウェイブスの選手らの多くもクラブハウスに避難。しかし避難生活も落ち着きつつあり、クラブの主務を務める仲上太一さん(42)が14日、「普段応援してもらっている市民に恩返しがしたい」と市に申し出た。トップリーグ昇格を目指すシーウェイブス。仲上さんは「ラグビーでも頑張って市民を勇気づけたい」と話した。

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