加藤2位「今の力は出せた」

[ 2011年3月13日 22:05 ]

 スピードスケートの世界距離別選手権最終日は13日、ドイツのインツェルで行われ、2レースの合計で争う男子500メートルで加藤条治(日本電産サンキョー)が1分9秒42の2位に入った。加藤は1回目で34秒90の4位につけ、2回目は34秒52で2位だった。

 2回目で34秒32を出し1位となった李(韓国)が1分9秒10で初優勝。羽賀亮平(日大)は18位、1回目に転倒した及川佑(大和ハウス)は19位だった。
 女子団体追い抜きはカナダが制し、石野枝里子(日本電産サンキョー)穂積雅子(ダイチ)高木美帆(北海道・帯広南商高)が組んだ日本は4位。同500メートルは2レースとも1位だったジェニー・ウォルフ(ドイツ)が1分15秒93で4連覇。1回目で10位と出遅れた小平奈緒(相沢病院)は1分16秒94で8位、辻麻希(十六銀行)は10位。
 12日の女子5000メートルは穂積が7分3秒14で4位、石野は8位だった。

 ▽加藤条治の話 最近苦しんできたので、結果にほっとしている。トップは速すぎた。悔しいが、今の力は出せた。日本が大変な時に、少しでも喜んでもらえるような結果が欲しかった。(共同)

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2011年3月13日のニュース