91年以来!日本勢の全英決勝進出が確定

[ 2011年3月13日 06:00 ]

女子ダブルス準々決勝でプレーする藤井(右)、垣岩組

バドミントン全英オープン

(3月11日 英国バーミンガム)
 各種目の準々決勝を行い、女子ダブルスで松尾静香、内藤真実組(三洋電機)中国ペアに2―1で競り勝ち、藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサスSKY)とともに4強入りした。準決勝で日本の2組が対戦するため、この種目で91年以来となる日本勢の決勝進出が確定した。女子シングルスは広瀬栄理子(三洋電機)が第5シードのサイナ・ネワル(インド)を2―0で破ったが、男子シングルスの山田和司(日本ユニシス)はドイツ選手に1―2で競り負けた。

 「日本チームも力になれるよう頑張ろう」。女子ダブルスで準決勝に進んだ日本の2ペアの胸には被災地への思いがあった。前週のドイツ・オープンで優勝した藤井、垣岩組が先に4強入りを決めた。地元メディアに「被災者のために頑張りたいか」と問われた藤井は、ほかの選手を代弁するように「もちろんです」と力強く答えた。松尾、内藤組は強敵の中国ペアを一進一退の攻防の末に下した。松尾は「私たちには重圧がなかった。思い切りやれた」と胸を張った。

続きを表示

2011年3月13日のニュース