NFL新労使協定の交渉決裂…争いは司法の場に

[ 2011年3月12日 14:56 ]

 米プロフットボールNFLで新労使協定締結を目指していたオーナー側と選手会の交渉が最終期限だった11日、決裂した。

 AP通信によると、選手会はロックアウト(経営者側による施設封鎖)への対抗措置として、行使対象となる組合組織の認定取り消し手続きを行った。さらにスターQBのトム・ブレイディ(ペイトリオッツ)ら一部選手は独占禁止法(反トラスト法)違反でオーナー側を連邦地裁に提訴し、争いは司法に場を移すことになった。

 新労使協定については、90億ドル(約7380億円)に上る収入のオーナー側と選手会の配分比率の変更や、レギュラーシーズン16試合の2試合増などで対立していた。オーナー側は試合増の2年間据え置きなどの譲歩案を示したとみられるが、合意に達しなかった。(共同)

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2011年3月12日のニュース