渡部暁が7位、加藤は11位

[ 2011年3月12日 00:35 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は11日、フィンランドのラハティで個人第12戦を行い、渡部暁斗(早大)が前半飛躍(HS130メートル、K点116メートル)の13位から後半距離(10キロ)で巻き返して7位に入った。

 飛躍11位の加藤大平(サッポロノルディックク)が距離で粘って11位。湊祐介(東京美装)は19位、今季限りで引退する小林範仁(東京美装)が20位で、ともに距離で順位を上げた。高橋大斗(土屋ホーム)は体調不良で棄権した。

 3位のジェーソン・ラミーシャプイ(フランス)が2季連続の総合優勝を決めた。ビヨルン・キルヒアイゼン(ドイツ)が今季初勝利、通算15勝目を挙げた。

 ▽渡部暁斗の話 最後はつらかったが、ものすごくスキーが滑った。スキーが滑ってくれれば、1人でも走れることが証明できた。今後につながる。

 ▽加藤大平の話 粘れた。序盤はオーバーペースだったが、その後はうまく走れた。(飛躍の順位を守って)そのままゴールできたことは良かった。(共同)

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2011年3月12日のニュース