白鵬ら合同稽古で夏場所開催アピール

[ 2011年3月12日 06:00 ]

 横綱・白鵬ら立浪一門の関取衆が11日、宮城野部屋で合同稽古を行った。春場所中止で力士のモチベーション低下を心配した横綱の呼びかけにより実現した。この日、26歳の誕生日を迎えた白鵬は幕内・猛虎浪らと17番の申し合いを行うなど精力的に汗を流した。

 稽古後には関取衆が一様に“夏場所開催”を訴えた。前日には横綱審議委員会が協会に開催を要望したが、白鵬は「(夏場所は)やらないといけないと思う。(横審から)強い言葉をいただいたし、それに向けて稽古をするだけ」と語気を強めた。ベテラン旭天鵬が「ファンのためにもやりたい」と言うと、春場所で新入幕を迎えるはずだった魁聖も「やりたい。早く故郷ブラジルに番付を送りたい」と切望した。

続きを表示

2011年3月12日のニュース