30歳恩田、転倒響いて26位/ノルディック世界選手権

[ 2011年2月24日 22:52 ]

 ノルディックスキーの世界選手権第2日は24日、オスロで行われ、距離スプリント・フリーの男子(1・5キロ)で30歳の恩田祐一(新赤倉ク)は予選を8位で通過したが、決勝トーナメント初戦の準々決勝第5組で終盤に転倒したのが響いて敗退し、26位に終わった。

 バンクーバー冬季五輪で金メダル2個のマルクス・ヘルナー(スウェーデン)が世界選手権を初制覇。26歳の成瀬野生(岐阜日野自動車)は、予選敗退で48位だった。

 女子(1・3キロ)はバンクーバー五輪3冠の30歳、マリット・ビョルゲン(ノルウェー)が優勝し、世界選手権で5個目の金メダルを獲得した。32歳の夏見円(JR北海道)は、予選を突破できずに37位だった。

 ▼恩田祐一の話 (準々決勝の転倒はほかの選手と)絡んだ。でもこれがスプリント。慣れているはず、予想しているはず。よけきれなかった自分のミス。

 ▼成瀬野生の話 駄目です。僕の中ではメーンのレースだったので、30位以内に入ってもっと上を目指したかった。得意のフリー走法で(予選のトップから)10秒以上も離されて悔しい。

 ▼夏見円の話 体調は悪くない。でもうまく走れていない。要所で動きの鈍さが出た。その積み重ねが最終的に何秒ものロスになった。現状で自分ができることはやった。(共同)

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2011年2月24日のニュース