有村智恵 首位発進「スイング改造 いい方向に出ている」

[ 2011年2月24日 17:41 ]

第1ラウンド、4アンダーで首位の有村智恵

 米女子プロゴルフツアーの今季第2戦、HSBCチャンピオンズは24日、シンガポールのタナメラCC(6547ヤード、パー72)で第1ラウンドを行い、有村智恵が5バーディー、1ボギーの68で回り、単独首位と好スタートを切った。

 大会2連覇を狙う宮里藍は74で、首位と6打差の31位と出遅れた。宮里美香は72で13位。上田桃子は73の21位で初日を終えた。

 1打差の2位には崔羅蓮(韓国)がつけ、2打差の3位には曽ガニ(台湾)ら4人が並んだ。

 ▼有村智恵の話 今年初のラウンドで緊張したが、ショットを打つたびに手応えがあった。オフに取り組んできたスイング改造とかが、いい方向に出ている。パットの感覚が良くて長いのが入ったし、気持ちよくラウンドできた。

 ▼宮里藍の話 ショットの内容は悪くないが、思いのほか転がったりした。3メートルぐらいのパーパットが入り、我慢強くパーを取っていけた。よく耐えた一日だった。ショットは曲がってはいないが、縦の距離感。全体的にスコアが出ていないし、初日としてはまずまず。

 ▼宮里美香の話 出だしからボギーだったが、気持ちを切り替えられた。正直もったいないホールが2、3個あったが、悪くてもイーブンで回れたのはいいこと。あと3日間あるし、そこまで悪いスタートではない。マイペースでやっていきたい。

 ▼上田桃子の話 よく1オーバーで回れた。ショットが悪くても我慢できた。80ぐらい打ってもおかしくなかった。風も強く、グリーンも難しい中でアプローチのおかげでスコアを崩さずにすんだ。こういうコースには必要なこと。(共同)

続きを表示

2011年2月24日のニュース