美香チャージ不発…通算２アンダー１３位

最終ラウンド、通算２アンダーで13位の宮里美香

ＵＳＬＰＧＡツアーホンダＬＰＧＡ最終日

（2月20日 タイ・パタヤ　サイアムＣＣ（６４６９ヤード、パー７２））
　５打差の７位から逆転優勝を狙った宮里美香（２１＝ＮＴＴぷらら）は、７４とスコアを崩し通算２アンダー、２８６で１３位に終わった。宮里藍（２５＝サントリー）は７５で通算４オーバーの２９位にとどまり開幕戦連覇はならなかった。上田桃子（２４＝フリー）も７５と伸び悩み通算１オーバーの１８位だった。ヤニ・ツェン（２２＝台湾）が６６で回り通算１５アンダーの２７３で優勝した。

　最終日のチャージは不発に終わった。「チャンスで決めきれなかった。課題の最終日に伸ばせなかったのは悔しい」と宮里美は唇をかみしめた。序盤で上位との差を詰めたかったが、６番でバンカーからの脱出に失敗しダブルボギーを叩いて勢いを失った。後半に２バーディーを奪うも、１７、１８番の連続ボギーで通算２アンダーの１３位に終わった。

　プロ３年目の今季は「米ツアー１勝」を目標に飛躍を誓いシーズン開幕に備えてきた。オフは体力強化のトレーニングとショートゲームのレベルアップを中心に練習をこなした。その分、例年に比べてラウンド数は少なくなったが、戦える手応えは得た。３日目までまずまずの位置につけた今大会を振り返り「初戦にしては凄く良かった。いいイメージでゴルフができた」と次戦のＨＳＢＣ女子チャンピオンズ（シンガポール）へ気持ちを切り替えていた。