強いこだわり捨てた浅田真央 コーチ太鼓判「継続すればものになる」

[ 2011年2月21日 08:08 ]

女子で2位になった浅田真央のフリー
Photo By スポニチ

四大陸選手権最終日

(2月20日 台湾・台北)
 SPの仏頂面から一転して、浅田はフリーでは笑顔で最後のポーズを決めた。観客席に向かってに手を振ると、子供のようにぴょんぴょん跳ねて喜んだ。一発の大技成功が浅田の心を軽くした。

 2位になった浅田真央に佐藤コーチも「やっとここまでこれた」と胸をなで下ろした。

 全日本選手権と同様にフリーでのトリプルアクセルを2回から1回に減らした。同コーチに「一つ一つやっていきましょう」と諭された浅田は回数への強いこだわりを捨て、現実的な対応を取っている。

 代わりに2回転半―3回転の連続ジャンプを導入した。この日は回転不足と判定されたが「このまま継続すれば、ものになる」と手応え十分。さらに今回は控えた連続3回転ジャンプも「ものになったら入れたい」と意欲的で、着々と新たな武器を増やしている。

続きを表示

2011年2月21日のニュース