4年目で初栄冠 古賀総監督「やればできることを証明できた」

[ 2010年10月31日 18:16 ]

 【柔道 全日本学生体重別団体優勝大会】女子は“平成の三四郎”と呼ばれた古賀稔彦総監督率いる環太平洋大が初の栄冠に輝いた。

 2007年の創部から指導する古賀総監督は「岡山県という土地で選手もなかなか集まらなかった。でも4年間でチャンピオンになることが大きな目標だった」と感慨に浸った。東京から週3日通っての指導だが、9月の全日本ジュニア選手権52キロ級を制した1年生の谷本和など、往年の人気選手を慕って有望選手が集まってきた。

 決勝ではその谷本が小外掛けで一本勝ちして優勝決定。古賀総監督は「やればできることを証明できた。いい結果を出せば勧誘もしやすい」とさらなる飛躍をにらんだ。

続きを表示

2010年10月31日のニュース