LPGAに出場認めて!性転換ゴルファーが提訴

[ 2010年10月15日 06:00 ]

LPGAを訴えたレイナ・ローレスさん

 米女子プロゴルフのLPGAが、性別適合手術(性転換)を受けて女性となった選手にも門戸を開けるようにと訴訟を起こされた。

 サンフランシスコの連邦裁判所に提訴したのは5年前に手術を受けた元警察官のレイナ・ローレスさん(57)で「LPGAが出生時の性別で出場資格を決めるのは違法。国際オリンピック委員会(IOC)でも性転換した選手の出場が認められている」と現行規約の違法性を主張。ローレスさんはLPGA公認のドライビング・コンテスト(08年)で優勝経験があるが、今年は出場が認められず、LPGAと同コンテストのスポンサーに慰謝料の支払いを求めている。
 95年に男性から女性となったデンマーク出身のミアン・バガーさん(43)はオーストラリアの女子アマ大会に出場し、欧州ツアーにも参戦。しかし、日本は米国の規約に準じており、出生時に女性だった選手しか女子の大会には出場できない。

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2010年10月15日のニュース