遼くん 5アンダーで単独首位発進!

[ 2010年9月2日 17:44 ]

第1日、5アンダーで首位の石川遼

 フジサンケイ・クラシック第1日(2日・山梨県富士桜CC=7405ヤード、パー71)昨年優勝の石川遼が1イーグル、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの66で首位発進した。1打差の2位に室田淳、横田真一ら4人がつけ、さらに1打差の6位に野仲茂ら3人が続いた。丸山茂樹、薗田峻輔は69の9位、谷口徹、平塚哲二は70の17位につけた。池田勇太、藤田寛之は71の29位。前週優勝の谷原秀人は片山晋呉と並び、72で40位にいる。

【第1R成績


 「このコースは攻める姿勢を受け入れてくれる」。石川はコースとの相性のよさを信じて「今季一番安心してスタートできた」と言う。
 前半、その攻めが見事にはまった。11番のバーディーの後、15番(590ヤード、パー5)は278ヤードの第2打を3番ウッドで2・5メートルにつけるイーグル。16番(パー3)も、本人が「入ったかな」と思うほどのナイスショットで10センチにピタリ。17番も取って、5アンダーで折り返した。
 後半は2メートルから3パットする7番のダブルボギーで、いったん奪ったリードを失ったが、最終9番のバーディーで単独首位の座を守った。
 この大会でスイングに修正を加えた。体の回転を維持しながら体重移動を重視するもので、この日は「前半は練習通りにいけたが、後半はこれまでの悪い癖が顔を出した」そうだ。
 首位発進はプロ入り以来3度目で大会前は「ゼロ」だった連覇への意識も「徐々に出てきた」。そのポイントに「コースの神様に背を向けられないよう、攻めの姿勢を貫く」ことを挙げた。

続きを表示

2010年9月2日のニュース