日本 19点差ひっくり返され逆転負け

[ 2010年8月29日 06:00 ]

 バスケットボール女子の国際親善試合第1戦が28日、札幌市・北海きたえーるで行われ、9~10月の世界選手権(チェコ)に出場する世界ランク14位の日本は、同15位のニュージーランドに74―77で逆転負けした。大神、吉田(ともにJX)の両ガードを中心とした激しい守りで相手ミスを誘い、前半を43―30とリード。しかし、控え選手を多く投入した第3Qに差を詰められ、主力に戻した第4Qも流れを引き戻せず、終盤にひっくり返された。第2戦は29日に仙台市青葉体育館で行われる。

 日本は最大19点のリードをひっくり返された。控え組を入れた第3Qに攻撃が空回り。中川監督は「まずいベンチワークをした。うちの方がスタミナもあるし、後半(控えでも)点差が開くと思ったんだが…」と指揮を悔いた。平均身長でほぼ互角の相手にリバウンドで14本差をつけられるなど、8強入りを目標に掲げる世界選手権への課題も露呈。3点シュートも19本放って4本成功と精彩を欠き、大神は「相手のリーチが長い分(シュート動作で)迷っていたかな」と反省した。

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2010年8月29日のニュース