ウッズ後半失速…14位に後退

[ 2010年8月29日 06:00 ]

2日目14位に後退したウッズ

 USPGAツアー・プレーオフ第1戦ザ・バークレイズ第2日は27日、米ニュージャージー州パラマス リッジウッドCC(7319ヤード、パー71)で行われ、首位でスタートしたタイガー・ウッズ(34=米国)は前半のインで2つスコアを伸ばしたが、後半アウトで4つのボギーを叩いて失速。73とスコアを落とし、通算4アンダーで14位に後退した。今田竜二(33)は65で回り、72位から一気に7位に急浮上。フィル・ミケルソン(40=米国)が通算4オーバーの100位で予選落ちしたため、ウッズの世界ランク1位の座は今週までは安泰となった。

 フェアウエーを外したのは初日と同様に1度だけ。前日2度使った1Wは封印し、ウッズはコンパクトなゴルフでコースを攻めた。しかし、比較的簡単な後半のインに入って大苦戦。2番パー3でこの日初めてのボギーを叩くと、291ヤードの変則パー4となっている5番では50センチのパーパットがカップにさえ触れずに右横を通過した。

 「ショットは良かったのに、パットがきのう(26日)ほどうまく打てなかった。こんなことをやっているとスコアは伸びない」とウッズ。パット数は初日の27から33に増え、ショットで得たアドバンテージを生かすことができなかった。

 ミケルソンの予選落ちで世界ランクに変動はないが、プロになって経験していない“シーズン未勝利”をそろそろ脱出したいところ。離婚が成立して迎えた今大会は、3日目が正念場となりそうだ。

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2010年8月29日のニュース