辞任決断の要因の一つに体調面の問題も

[ 2010年8月5日 06:00 ]

 武蔵川理事長が辞任を決断するに至った要因の一つに、体調面の問題がある。

 7月中旬に高血圧などのため、都内の病院に入院。関係者によると「かなり深刻な状態になったときもあった」という。7月29日にようやく退院したが、その後も自宅となっている武蔵川部屋の3階から一歩も外に出ることができなかった。稽古に姿を見せることもなく、武蔵川部屋の幕内力士も「最近は全く姿を見ていない」と話していた。
 この日、辞任の意思確認のために武蔵川理事長の元を訪れた友綱理事は「思っていた以上にやつれていた。声に張りもなかった」と心配そうに話していた。

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2010年8月5日のニュース