悲願の初優勝狙うキャブズ 二枚看板で白星発進

[ 2010年4月18日 14:34 ]

 キャバリアーズが二枚看板の活躍で、悲願の初優勝に向けて順調なスタートを切った。

 残り3分を切って88―79。反撃ムードに乗りかけたブルズをエースが突き放した。速攻でゴールに向かったジェームズは、2人がかりの守備をかいくぐってレイアップ。フリースローも勝ち取り、勝利を決定づけた。この日24得点の25歳は「プレーオフではすべてのプレーが勝敗に反映する」と力強く語った。
 けがで2月25日以来の出場となったベテランセンターのオニールも、身長216センチの巨体を素早く反転させ、ダンクに持ち込むなど機敏な動きでチームを鼓舞した。昨季東カンファレンス決勝で敗れたマジックの最強センター、ハワード対策のため、今季加入した38歳。かつてのような絶対的な力はないが、ジェームズも「サイズがあり、経験のある選手はプレーオフで勝ち抜くために不可欠」と言い続けてきた。
 オニールは「おれはもう17年もプレーしている、何も目新しいことはない」と当然といった様子。ジェームズとともに、今後その存在がますますクローズアップされそうだ。(共同)

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2010年4月18日のニュース