加納、回避の意向翻意…アジア大会代表入り

[ 2010年3月17日 06:00 ]

 日本陸連は16日、都内で理事会、評議員会を開き、11月のアジア大会(中国・広州)のマラソン代表に男子は佐藤智之(29=旭化成)と北岡幸浩(27=NTN)、女子は加納由理(31)と嶋原清子(33=ともにセカンドウィンドAC)を選出した。

 加納は名古屋国際で優勝した直後にアジア大会回避の意向を示していたが翻意。この日の評議員会で、従来はアジア大会の優勝者だけとしていた11年世界選手権(韓国・大邱)代表の内定基準が「メダリストで日本人最上位」と変更されたため、出場のメリットが大きくなったことも影響したと考えられる。アジア大会は駅伝シーズンとも重なるため、東京で優勝した男子の藤原正和(28=ホンダ)らは出場を回避した。

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2010年3月17日のニュース