観光名所やスイーツPR…神戸でマラソン大会構想

[ 2010年3月17日 20:14 ]

 兵庫県と神戸市は17日、神戸ポートタワーや明石海峡大橋といった観光名所をめぐる市民参加型のフルマラソン大会を2011年11月~12年1月に開催する構想を発表した。両県市が設置した検討委員会が同日、提言をまとめた。

 1万~2万人の参加を見込み、阪神大震災の教訓を伝えるため参加費の一部を防災事業に充てることを検討している。休憩スポットで洋菓子を提供するなど、神戸の特徴を前面に出す考え。
 県の担当者は「海と山が同時に見え、神戸らしさを楽しめる大会になる」と自信を見せる。
 コース案が2種類あり、東コースは同県西宮市の甲子園球場を出発し震災で大きな被害を受けた神戸市東灘区などを通る。西コースは神戸ポートタワー横を走り明石海峡大橋で折り返す。ゴール地点はいずれも同市中央区のポートアイランド。
 提言を受けて兵庫県と神戸市が7月ごろまでにコースを決める。

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2010年3月17日のニュース