遼くん、上位進出へ「朗報」ラフ短く“簡単”

[ 2010年3月17日 06:00 ]

練習場入りする選手たちと挨拶を交わす石川

 18日開幕の米ツアー、トランジションズ選手権に出場する石川遼(18=パナソニック)は16日、練習ラウンドを行った。

 前日15日には10番から9ホールを回り「ラフが短くなった。去年はかなりラフの長さに苦しんで無謀に攻めてミスをした。まだ、ラフから出すパワーもないし、正確にコンタクトする技術もない僕にはプレーしやすい」と印象を語り、「全体にスコアは伸びると思うけど、僕にとっても朗報」と自信を見せた。
 公式の情報はないが、関係者によると昨年7~8センチだったラフの長さが今年は5~6センチ程度。昨年は7Iで強引に打って失敗したような場所でも「今年はミドルアイアンで打てる感じ」という。1年を経て体力、技術とも進化したことも簡単に感じられる要素となっているようだ。世界ランクでは、39位の石川は大会出場選手140人中、上から19番目。昨年は71位に終わったが、今回は上位進出を十分狙える。
 また、前週のCA選手権で22位に入った池田勇太(24=日清食品)は16日、初めて試合会場をラウンドした。

続きを表示

2010年3月17日のニュース