把瑠都、大関獲りへ13勝以上ノルマ!初日は阿覧

[ 2010年3月13日 06:00 ]

左手のテーピングが痛々しい把瑠都

 朝青龍不在の春場所は14日、大阪府立体育会館で初日を迎える。12日は取組編成会議が開かれ、大関獲りを目指す関脇・把瑠都は初日に阿覧、2日目に豪栄道と対戦することが決まった。

 友綱審判部長(元関脇・魁輝)は会議終了後、把瑠都の昇進の条件として13勝以上が必要との認識を示した。大関昇進の目安は直前3場所で33勝。把瑠都は12勝で33勝に到達するが、友綱部長は「それ(12勝)以上になる。優勝争いに絡んでということになる」と厳しいノルマを課した。
 8日の稽古中に左手親指のじん帯を損傷した把瑠都は、この日も大阪・大東市の尾上部屋で軽めの調整に終始。初場所の12勝をしのぐ成績が必要となったが「腫れは冷やしてるし病院はもう行かない。相手のことは気にせずやる」と必死に前を向いた。

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2010年3月13日のニュース