冬季五輪4大会連続出場 寺尾が引退を正式発表

[ 2010年3月10日 17:15 ]

 スピードスケート・ショートトラック男子の第一人者、寺尾悟(34)が今季限りで現役を引退すると10日、所属するトヨタ自動車が発表した。14日に引退レースと記者会見を行う。寺尾は昨年12月の全日本選手権でバンクーバー冬季五輪代表の座を逃し、第一線から退く意向を示していた。

 寺尾は愛知・足助高3年時に出場した1994年リレハンメル大会を皮切りに、冬季五輪に4大会連続で出場。リレハンメル大会の1000メートル4位が最高でメダルには届かなかったが、99年世界選手権で総合銀メダルを獲得。全日本選手権では最多12度の総合優勝を果たすなど、日本のエースとして長年活躍した。

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2010年3月10日のニュース