朝青龍泣いた「今は何も考えていない ちょっと休みたい」

[ 2010年2月4日 16:11 ]

引退の記者会見で鼻をぬぐう横綱朝青龍関。奥は高砂親方

 「一番の思い出は武蔵丸関を倒したこと――」そう言い切ったところで、こらえていた熱い涙が目からあふれ出た。

 「横綱としての責任を感じ、引退を決めた。相撲に対する悔いは一切ない」。会見で口惜しそうに引退について語った朝青龍。時折笑みを浮かべるも、その表情はさみしそう。唇をかんだまま「今は何も考えていない。ちょっと休みたい」と目を伏せた。
 引退について高砂親方は「朝青龍も引退を決意するのにいろいろ葛藤があったと思うが、いろいろ迷惑をかけたと言う気持ちから引退を決めた」と話した。

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2010年2月4日のニュース