文科相「相撲以外の理由で引退は深刻な問題」

[ 2010年2月4日 20:27 ]

 川端達夫文部科学相は4日、知人を暴行したとされる問題で大相撲の横綱朝青龍関が引退を表明したことについて「最高位を極めた横綱が、相撲以外の理由で引退する事態は極めて深刻な問題だ」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。

 川端文科相は、日本相撲協会の理事会が朝青龍関を事情聴取した際、引退を勧告したことに対し「理事会がどういう議論で結論を出したのか、詳しく聞いてみたい」と語り、監督官庁の文科省として近く協会側から事情を聴く考えを表明した。
 引退勧告のタイミングについては「もう少し時間がかかると思っていたが、理事会として一定の事実把握をしたと思う。判断は重い」と協会側の対応に理解を示した。

続きを表示

2010年2月4日のニュース