「恥じ入っている感じが伝わらなかった引退会見」

[ 2010年2月4日 17:38 ]

 【朝青龍引退識者コメント】

朝青龍が引退表明 涙で「お世話になりました」

 ▼エッセイストの岸本葉子さんの話 日本相撲協会が、もう少し早く厳しく対処するべきだった。朝青龍を処分せずに、優勝を最後に引退させることが、協会の対応として最善だったのか疑問だ。暴力を使うのは横綱として不適格。力士としての資格を喪失している。しこを踏んでよこしまなものを鎮める手足が汚れていてはいけない。白鵬以外に続く力士がいなかったのも情けないし、彼を許してしまった要因の一つだ。引退表明の記者会見を見ても恥じ入っている感じが伝わらなかった。まだ相撲を取れるという悔しさがあり、不本意な引退なのだろう。

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2010年2月4日のニュース