インフル休場力士に救済なし…相撲協会従来通り

[ 2009年9月1日 18:56 ]

 日本相撲協会は1日、新型インフルエンザに感染して大相撲秋場所(13日初日・両国国技館)を休場した場合に翌場所の番付を据え置く措置を求める意見が力士側から挙がったことについて、特別な救済はしないとの従来の方針を確認した。

 この日、両国国技館で十両以上による力士会が開かれ、同席した伊勢ノ海生活指導部長(元関脇藤ノ川)に対して質問が異例の続出。新型インフルエンザで場所を休んだ場合の番付面の優遇措置や、無理に出場して感染が広がりかねないことへの対策について力士側から声が上がった。
 会合後、伊勢ノ海部長が武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)と話し合ったが、従来の姿勢を変更しなかった。同部長は「(力士間でのまん延など)状況が変われば、また対応する」と説明。横綱朝青龍は「まずできることは、自分たちがしっかり自己管理することだ」と話した。

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2009年9月1日のニュース