協会尿検査に協力 大嶽親方「はめられた」

[ 2009年9月1日 06:00 ]

 大麻問題で日本相撲協会を解雇された元露鵬と元白露山が力士としての地位保全を求めた訴訟の証人尋問が31日、東京地裁で行われ、元露鵬の師匠・大嶽親方(元関脇・貴闘力)が協会側と対立する証言をした。原告側証人として出廷した大嶽親方は簡易検査で大麻に陽性反応を示した元露鵬らについて、再発防止検討委員会(当時)の伊勢ノ海委員長(元関脇・藤ノ川)から「クビにはしないから精密検査に尿を出すよう説得してくれ」と頼まれたと主張。「尿を出したら協会が警察を呼んだので“話が違う。はめられた”と思った」と述べた。原告、被告双方が証人申請した伊勢ノ海委員長は「解雇ですか?と聞かれたから大丈夫じゃないかと言っただけ。クビにしないとは言ってない」と反論した。

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2009年9月1日のニュース