高橋・中村組 初の大会でスピードV

[ 2009年4月6日 06:00 ]

ダブルスで優勝した高橋由梨香(左)と中村佳奈枝ペアはカップを手に笑顔

 第54回全日本女子選抜ソフトテニス大会(スポニチ主催)は5日、東京体育館で3部門の決勝トーナメントが行われた。ダブルスは東女体大の先輩・後輩、高橋由梨香・中村佳奈枝組(山口県体育協会)が、シングルスは昨年4強の柴崎由佳(東芝姫路)がともに初優勝。今回新設された中学生の部は全国ランク1位の山納直美・根岸香奈組(埼玉・杉戸)が制した。

 ペアを組んで3カ月の高橋・中村組が初の大会でスピード優勝。「苦しい試合もあったけど勝ててよかった」とそろって声を弾ませた。2回戦から杉本・森原組、上原・平田組と日本代表クラスを撃破。決勝では昨年優勝の強打・佐々木を封じるために取った「バックを突き、ロブを多用」という作戦が功を奏し5-1とあっけないほどの勝利となった。大会前に母校で積み重ねた練習がビッグタイトル制覇につながった。

続きを表示

2009年4月6日のニュース