新キャディーの助言スバリ 最後は笑顔の桃子 

[ 2009年4月6日 09:02 ]

 4バーディー、2ボギーで70とようやくアンダーパーをマークした上田は「最終日にいいゴルフができて、気持ち良く終われた」と最後は笑顔で胸を張った。

 「無理にピンを狙わずに確実にグリーンをとらえるように」という新キャディーのテリー・マクナマラ氏の助言が生きた。出だしの10番で第1打を左ラフに入れながらもパーをセーブ。落ち着いたプレーで11番のバーディーにつなげた。
 一つスコアを伸ばして折り返し、2番でも3メートルを沈めてバーディー。終盤はパットを決められずにチャンスを逃したが、手応えは残った。「つい初日から勝負してしまうが、メジャーでは狙いたくても狙わないという気持ちの抑え方も大事だとよく分かった」。ベテランキャディーとともに戦って得たものは大きい。
 出場を決めた17日開幕の国内ツアー、ライフカード・レディースでもバッグを担いでもらう。「勝てれば自信がつく。勝ちにこだわってテリーと戦いたい」。国内ツアー初勝利を挙げた故郷の熊本での大会へ力強く話した。

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2009年4月6日のニュース