かおる姫 ビーチ2戦目は完敗

[ 2009年4月6日 06:00 ]

溝江明香(左)とタッチする菅山かおる

 バレーボール女子の元日本代表でビーチバレーに転向した菅山かおる(30=WINDS)が5日、溝江明香(18=産業能率大)とのペアで神奈川県平塚市で行われた愛知オープン予選2回戦に出場。梁川友紀(28=FOVA)、浦田景子(31=3RDWARE)組と対戦したデビュー2戦目は0―2で敗れた。

 この日は雲行きが怪しかったため、前日は認められなかった黒い上下のスパッツを着用して登場。約200人の観客が見守る中、昨年の国内ツアーで4強入りを果たした実力派ペアに経験の差を見せつけられた。第1セットは8点差で完敗。第2セットこそ19―21と接戦に持ち込んだが「まだまだ際どいコースに打てない」と簡単にレシーブされるシーンが目立った。

 次戦は2週間後の霧島酒造オープン予選(福岡)。だが来週、合流予定だったブラジル人のエッジ・コーチの来日が延期となったため、しばらくはペアの溝江が所属する産業能率大で練習する見込み。2戦目でビーチの洗礼を受けた“かおる姫”。それでも目標はロンドン五輪出場だけに「しっかり練習を積めば上にいけると思う」と下を向くことはなかった。

続きを表示

2009年4月6日のニュース