遼くんに期待の声 父・勝美さん「これからが始まり」

[ 2009年2月21日 13:31 ]

 】男子ゴルフの石川遼(17)が20日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラ・カントリークラブで行われたノーザントラスト・オープン第2ラウンドに臨んだが、米ツアーデビュー戦は3打及ばず予選落ちした。夕闇に包まれた練習場で無念さを漂わせたが、周囲には今後の飛躍を期待する声が上がった。

 コーチで父の勝美さん(52)は既に暗くなった最終の9番でパーパットを沈めるのを見届けると「去年の今ごろと比べたらすごくうまくなっている。これからが始まり」と満足げに話した。
 石川を取り囲むギャラリーは前日の約300人からさらに膨れて400人ほど。思うようにパットが決まらず、ため息が漏れるシーンが目立った。それでも6番でこの日初めてのバーディーを奪うとほっとした表情で万歳する石川に大声援が送られた。
 ゴルフ取材歴30年以上の米国のベテラン記者、アート・スパンダー氏は「3打差の予選落ちは決して悪くない。将来性を物語っている。これから経験を積んでいけばいい」と17歳の初挑戦をねぎらった。(共同)

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2009年2月21日のニュース