差別許さない!選手入国拒否で罰金2800万円

[ 2009年2月21日 13:22 ]

 女子テニス協会(WTA)は、ドバイ選手権に出場を予定していたシャハー・ピアー(イスラエル)に、アラブ首長国連邦(UAE)がビザの発給を拒否した件について、同選手権の主催者にWTAとしては過去最高額となる30万ドル(約2800万円)の罰金を科した。AP通信が20日に伝えた。

 WTAのスコット会長は「この決定には、われわれはいかなる差別も許さないというメッセージが込められている」と述べた。また、大会に出場できなかった補償として、ピアーには4万4250ドル(約410万円)と、昨年の同じ週に獲得したのと同等のランキングポイントが与えられる。(共同)

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2009年2月21日のニュース