早大 9年ぶり敗戦に衝撃

[ 2008年12月7日 19:12 ]

明大に敗れさえない表情の豊田主将(右端)ら早大フィフティーン

 【早大22-24明大】早大は3連続トライで追い詰めたが、後半20分ぐらいまではひどい内容だった。9年ぶりの敗戦に衝撃は大きく、ノーサイドで下を向く選手が多かった。

 防御網が崩壊した。タックルが甘く、明大FWのサイド攻撃を止められない。重要な局面でミスを連発。ボールの争奪戦は完全に後手に回った。攻撃では自慢のバックス陣がプレッシャーを受けて機能しなかった。SO山中は「普段は抜かれないようなところを突破された。攻撃のテンポも悪かった」と言葉が少なかった。
 対抗戦グループの連勝が53でストップした帝京大戦に続く黒星。2連覇を狙う全国大学選手権に向けて、不安を残す結果になった。中竹監督は「密集でのプレーの精度を上げていかないと」と必死に気持ちを切り替えた。

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2008年12月7日のニュース