湯本20位、栃本21位/W杯個人第2戦

[ 2008年12月7日 09:09 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは6日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第2戦(HS140メートル、K点123メートル)を行い、湯本史寿(東京美装)が1回目に129・5メートルで25位につけ、2回目の130メートルで追い上げて251・3点で20位となった。

 1回目に140メートルの最長不倒を飛んだグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が逃げ切り、今季初優勝で通算勝利数を12とした。栃本翔平(雪印)は2回目に131メートルを飛び、250・8点で21位。伊東大貴、葛西紀明(ともに土屋ホーム)竹内択(北野建設)は2回目に進めなかった。

 ≪湯本が2戦連続最高位≫湯本が安定感のある飛躍で、2戦連続で日本選手最高位になった。2回目に距離を伸ばしたあたりを「気負っての失敗はしたくなかった。1回目を越えたかった」と満足感をのぞかせた。ユリアンティラ・ヘッドコーチは「今のチームで最も安定している」と評価した。個人総合9位で、予選が免除される10位以内を守った24歳は「今季は練習から全部、試合と思って飛んでいる。それがうまくいっている」とはにかんだ。

 ▼栃本翔平の話 1回目は失敗。ジャンプ台に対応できていない。ちょっとずつ良くなっている。夏よりもだいぶんいい。
 ▼伊東大貴の話 (踏み切りの)タイミングが合わなかった。本番で失敗してしまった。
 ▼竹内択の話 少し(踏み切るのが)遅れたかも。まだこのジャンプ台に慣れていない。(共同)

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2008年12月7日のニュース