遼くん38位に後退 岩田が首位守る

[ 2008年4月26日 14:33 ]

第3日、通算1オーバーで38位に後退した石川遼

 つるやオープン第3日は26日、兵庫県山の原GC(6770ヤード、パー71)で行われ、初優勝を目指す岩田寛がスコアを二つ落としながらも、通算10アンダーの203で単独首位を守った。2週連続で決勝ラウンドに進出した石川遼は、この日73で回り、通算1オーバーの214で38位に後退した。

 首位から1打差の2位にS・K・ホ(韓国)、さらに1打差で宮里聖志が続いている。2週連続優勝を目指す宮本勝昌は通算6アンダーで5位。

 ≪石川の“直ドラ”にファン歓喜≫スコアを二つ落としても石川の表情は明るかった。「悪いスイングはなかった」。自らが得意とし、練習でも重点的に取り組んでいるドライバーの調子が上々だからだ。
 今週に入り、地面から直接ドライバーを打つ“直ドラ”の練習を取り入れている。石川は「ボールに合わせようとしても当たらない。体の回転で打つための良い練習になっている」と説明する。この日は6番(パー5)の第2打でその技を披露。コース脇を埋めたファンを喜ばせた。
 伸び悩んだのは「あまり経験がない」という硬く締まったグリーンが原因。アプローチショットでグリーンをとらえても球が弾んでこぼれることも多く、3パットも2度あった。「感覚が合ってくればバーディーも増えるはず。あすは5個以上取りたい」。自らを鼓舞するように宣言した。

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2008年4月26日のニュース