桃子5位に後退、藍32位

[ 2008年4月26日 09:02 ]

第2ラウンドで5位に後退した上田桃子

 米女子ゴルフツアーのスタンフォード国際は25日、米フロリダ州アベンチュラのフェアモント・ターンベリーアイル・リゾートの2コースを使用して第2ラウンドを行い、首位タイから出た上田桃子はミラーコース(パー70)で1バーディー、3ボギーの72とスコアを落とし、通算1アンダーの140で5位に後退した。

 宮里藍はソファーコース(パー71)を1バーディー、4ボギーの74で回り、通算3オーバーの32位。強風でスコアが伸びない中、初日に続き67をマークした金英(韓国)が通算7アンダーで単独首位に立ち、同じく67で回ったアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が1打差で追っている。

 ≪短いパットのミスに怒り≫米ツアー初の首位で第2ラウンドを迎えた上田はショートパットのミスで流れをつかめず、5位に後退した。強風が吹く厳しい条件だったが「最低でもパープレーで回りたかった。短いバーディーパットを外してしまい、そこからパットに自信が持てなくなった」と心理面の弱さを悔やんだ。6番(パー3)ではピンそば1メートルに付ける絶好のチャンス。しかしこのパットを外してパーとするなど自分への怒りを隠せない。それでも18番(パー5)では1・8メートルのパットを沈めてようやくバーディーを奪い、通算1アンダーで終了した。「順位は大きく下がっていないから、まだ上は十分に狙える。明日からは好きな(ソファー)コースでスコアを伸ばしたい」と最後は笑顔を見せた。(共同)

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2008年4月26日のニュース