さくら 3つの“新”で賞金女王狙う

[ 2008年3月5日 06:00 ]

土肥功留美のコーチにチェックを受けながらパット練習をする横峯

 賞金女王候補最右翼の横峯さくら(22=エプソン)が、3つの“新”を引っ提げて国内女子開幕戦のダイキンオーキッド・レディース(7日開幕、沖縄・琉球GC)に挑む。

 1つ目は外国人の新キャディー。男子ツアーではD・スメイルのバッグを担ぐジョン・ベネットさん(36=ニュージーランド)で、サングラスをかけた姿は渦中の三浦和義元社長を担当するバーライン弁護士にそっくり。横峯にとっては05年の日本女子オープン以来2人目の外国人キャディー。まずは開幕からの2試合限定だが「ちょっとでも英語を覚えられたらラッキー」と話した。

 2つ目はパッティングでの新アドレス。右を向いて左に打っていた構えを修正し、カップに正対するように変えた。この日も練習グリーンで1球ごとに体の向きを確認。努力のかいあって長いゴルフ人生で初めて真っすぐ構えられるようになったという。最後は新パター。これまではマレット型を使っていたのをピン型に初挑戦。「真っすぐに構えやすい」とアドレス修正との相乗効果に期待を込めた。

 ≪桃子も開幕戦宣言≫賞金女王の上田も沖縄入りした。先週までに米ツアー3連戦をこなし、今大会が今年4試合目。空港ではミス沖縄の出迎えを受けて「疲れはないので、集中してプレーしたい」と話した。この大会は一昨年は予選落ち、昨年12位で苦手なイメージがあるようだが「前半戦はなかなか日本に帰ってこられない。帰ってきた日本の試合では必ず優勝を目指す」と開幕戦Vを目標に掲げた。

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2008年3月5日のニュース