冨田は鉄棒で決勝へ/カタール国際

[ 2008年3月5日 09:37 ]

 種目別で争う体操のワールドカップ(W杯)シリーズ、カタール国際第1日は4日、ドーハで男女の予選を行い、2005年世界選手権の男子個人総合王者で今年初戦の冨田洋之(セントラルスポーツ)は2種目に出場し、鉄棒は15・575点の3位で6日の決勝に進出した。あん馬は予選落ちした。

 昨年の世界選手権代表の沖口誠(日体大)は跳馬で16・037点をマークし、床運動とともに1位で決勝に進出した。中瀬卓也(徳洲会)は床運動、つり輪、跳馬の3種目、田中和仁(日大)は平行棒、鉄棒の2種目で決勝に進んだ。

 ▼冨田洋之の話 鉄棒は練習ではあまり安定していなかったけれど、最後までできたのでよかった。土壇場でいい動きができた。決勝も気を抜かず、丁寧な体操をしたい。

 ▼沖口誠の話 (1位通過の跳馬は)1本目の着地は止められたけど、ラインオーバーだったので微妙な出来。決勝は着地が大事になる。床運動の決勝は入れている技を成功させたい。

 ▼中瀬卓也の話 失敗は床運動の着地ぐらいで全体的な動きはよかった。(3種目で決勝に進み)床運動はメダルを狙いたい。跳馬は着地をまとめたい。

 ▼田中和仁の話 鉄棒の着地で大きく乱れてしまったけれど、こけなくてよかった。離れ技が苦手なので、降り技でインパクトを与えられる演技をしないといけないと思った。(共同)

続きを表示

2008年3月5日のニュース