朝青龍「ニンニク注射」に慎重な姿勢

[ 2008年2月16日 06:00 ]

 横綱・朝青龍(27)が「ニンニク注射」の使用に慎重な姿勢を見せた。東京・両国国技館で行われたドーピング検査の説明に出席。スタミナ源としているビタミン剤の「ニンニク注射」がドーピング違反になる可能性を知らされ「病気になった時はいいと聞いているが(静脈)注射なんでね。使えなくなったらチャンコをたくさん食べて元気をつける」と話した。ただ、帰り際には「完ぺきだったろ」と語るなど、あらかじめ質問を想定していたようだ。

 説明会では師匠の高砂親方(元大関・朝潮)も「朝青龍が使っているニンニク注射は違反ですか」と率先して質問。正当な医療行為の場合は認められる可能性もあるが、WADA(世界アンチドーピング機構)が禁止している静脈注射にあたるため、担当の大西祥平委員は「スポーツ仲裁裁判所(CAS)で結論が出ていれば統一見解が出る」と語った。

続きを表示

2008年2月16日のニュース