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広陵野球部 部内暴力問題で3年生部員2人の審判開始せず 十分な反省が見られたことが理由か

[ 2026年2月17日 05:30 ]

 広陵高(広島市)の硬式野球部で起きた部内暴力問題で、暴行容疑で書類送検された3年生部員2人の処分について、広島家裁が審判不開始と決めたことが16日、分かった。関係者によると、十分な反省が見られたことが理由とみられる。

 昨年1月、2人は野球部寮内で禁止されているカップラーメンを食べた下級生部員を注意する目的で暴行した疑いが持たれていた。この件がSNS上での告発により拡散され、同校は昨夏の甲子園大会の出場を辞退した。学校側が設置した第三者委員会は現在も調査を続けている。また、加害者とされた3年生部員1人は、SNS上の投稿で名誉を傷つけられたとして、昨年9月に名誉毀損(きそん)罪で複数の人物を刑事告訴している。

 また、2023年に部内暴力を受けたと訴えた別の元野球部員の事案について、学校側は、第三者委員会が「事実と認めることは困難」と結論づけた調査報告書を公表した。

 同委員会は、当該部員が申告した88件の被害について聞き取りなどで調査し、いずれも「裏付ける証拠や証言は得られなかった」と判断した。報告書では、硬式野球部が「閉鎖的」になっていたとして、相談しやすい環境を整えるようにする提言も付け加えられた。

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