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斎藤幸平氏 中道惨敗は「自滅」と指摘 石破前首相との共通点「わざわざ人気がないところに突っ込んだ」

[ 2026年2月11日 19:52 ]

11日、中道改革連合の議員総会に出席した野田佳彦(右)、斉藤鉄夫(左)両共同代表(撮影・小田切 葉月)
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 東大准教授で経済思想・社会思想が専門の斎藤幸平氏が10日放送のBSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に出演し、衆院選で49議席と大惨敗した中道改革連合について言及した。

 公示前は167人の勢力だったが、3分の1以下の49議席にとどまる大敗。特に旧立憲民主党勢は144議席から21議席に大きく減らした。

 保守的な政策が目立つ高市政権への対抗軸として結成し、「政治の右傾化が見られる中で中道勢力の結集が重要」(斉藤鉄夫共同代表)と訴えた。だが斎藤氏は「右傾化しているから中道なんだっていう認識が間違っていると思っていて。中道がうまくいかないから今右傾化、保守化が出てきていると思う」とそもそもの前提が間違っていると指摘。

 「中道がうまくいかないのは石破さんがあんなに人気なかったことからも明らかだと思うのに、わざわざ野田さんたちは人気がないところに突っ込んでいった」と中道の“自滅”だとし、「立憲民主のままだったらここまで大敗しなかったんじゃないかと思ってしまう」と推測した。

 背景には中道右派、中道左派の「あまり違いがない」二大政党制の下で社会が停滞していくことへの国民の不満があるという。「右のポピュリズム、左のポピュリズムという形でアメリカ、ヨーロッパでも出てきている。そういう流れの1つが日本版のメローニであり、日本版のルペンであり、日本版のアリス・ワイデルである高市さんだと思う」と高市旋風が起きた理由を分析。

 「そこに対してもう1回“中道です”っていうのは時代遅れであって、国民が求めているのは中道ではなくむしろ改革、変革。そういった期待を集めた高市さんの方が圧倒的にうまかった」と持論を述べた。

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