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大阪・吉村知事 万博帰宅困難トラブルで「生の声」募集にコメント1200件超 「美談化しないで」の声も

[ 2025年8月15日 21:21 ]

日本維新の会・吉村洋文代表
Photo By スポニチ

 大阪・関西万博会場周辺に多くの帰宅困難者が発生したトラブルを受け、大阪府の吉村洋文知事(50)が15日までに自身のX(旧ツイッター)で、対応について「良かった点、悪かった点、改善すべき点」を募集。15日午後9時時点で1200件を超えるリプライが届いている。

 13日夜、万博会場につながる唯一の鉄道、地下鉄大阪メトロ中央線が運転を見合わせ、夢洲にある会場に来場者約3万人が足止めされた。十分な情報がない中で大勢の人々が帰宅できずに会場内で一夜を過ごし、大阪市消防局によると14日朝までに気分不良や熱中症の疑いで36人が救急搬送された。

 吉村知事は14日未明にXで「まず、このような状態になっていますことを心からお詫び申し上げます」と足止めされた来場者に謝罪。大阪ヘルスケアパビリオンの開放を伝え、「協会総長と話をしました。災害時と同様の対応をとることとし、現在、会場内におられる方に、水や食料等の物資を配布するように致します」などと夜通しで情報を発信し続けた。

 一方で万博協会の副会長でもある吉村氏がポルトガル館の“神対応”などポジティブな発信だけをリポストしたことに違和感を示す声も上がった。

 吉村氏は14日夜に「昨日の万博会場での対応、在り方について、良かった点、悪かった点、改善すべき点、当時現場におられた方の生の声をリプで頂きたいと思います。良かった点はもっと横展開や拡大し、悪かった点は、今後、同じような事態が生じた時の改善に繋げていきたいと思います。ご意見は、万博協会と共有します」と日本語と英語で投稿。実際に会場にいた来場者から意見を募った。

 これにさまざまリプライが届き、万博会場に再入場できたこと、パビリオンの開放や飲料の配布、トイレが使用できたこと、会場スタッフの臨機応変な対応などが「良かった点」として寄せられた。非日常の「オールナイト万博」を楽しんだという声も。一方で「悪かった点」では情報、案内の少なさや遅さ、アナウンスが聞こえづらい、多言語で対応してほしかった、対応マニュアルはあったのか…などの声が上がった。

 また、「オールナイト万博」がSNSのトレンド入りするなどトラブルをポジティブに変換して楽しむ来場者の姿も話題となったが、「美談化するのはやめて」という意見も寄せられた。

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