赤沢経済再生担当相 トランプ交渉で立てた人差し指の重い意味「3分の2くらいの時間こうやって…」
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赤沢亮正経済再生担当相(64)が26日、NHK「サタデーウオッチ9」(土曜後9・00)に生出演し、合意に至った相互関税を巡る日米交渉で、トランプ大統領の交渉術について語った。
当初は25%が提示されていた相互関税は来月1日から、自動車を含め15%となる。ほかコメの輸入を75%増加、防衛装備品の購入額を5000億円増の2兆5000億円に、ボーイング社の航空機約100機購入、大豆、トウモロコシなど約1兆2000億円分を購入することでも合意した。米国への5500億ドル(約80兆円)の投資も含まれ、利益のうち9割が米国の取り分となる。鉄鋼・アルミニウムの税率は50%で維持される。
大統領次席補佐官のSNSでは、交渉の様子が写真で公開されている。赤沢氏以外に日本側の官僚の姿はほとんど見られず、周囲を米国サイドで固められた“完全アウェー”であることを示す写真もあった。
赤沢氏は「畳みかけられるんですよ。ディールの達人なので」とトランプ氏を評し、「その時に黙っちゃうと終わりなんです」とも説明。「過去に、どこの国かは言いませんけど、事務方がほぼ合意していた関税率より遥かに高い、10%ほど高いところで落ちちゃったことがあって、黙っちゃったら、“よし、これでディールだ”ということになっちゃったりする」と実例を明かした。
写真の中で赤沢氏は、右人差し指を立てて交渉に臨んでいる。「自分にとっては印象的なアレ(ポーズ)なんですけど、“大統領、もう一ついいですか?”ということを、何十回もある意味、繰り返すわけですね。途中から大統領にバレないなら、指を出したままにしておこうかと思ったくらいで」。トランプ氏のペースで交渉をまとめられるのを避けるために、日本側にも有利になる条件を挟み込む意味があったという。
「ここで何かを言われた時に、必ず“それだったらこうして下さい”と言えないと終わっちゃうので、黙ったら終わり」と赤沢氏。「写真をずっと撮られていたら、70分のうち3分の2くらいの時間でこうやって手を挙げていたと思う」とも振り返っていた。
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