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政界のご意見番 関税交渉は首相続投の大義になる?「国内政治のことを米国との交渉だけで判断するのは…」

[ 2025年7月25日 21:44 ]

石破茂首相
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 自民党の伊吹文明元衆院議長(87)が24日放送のBSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に出演。米国側が25%と宣言していた日本に対する相互関税を15%に下げる内容で交渉合意したことが石破政権に与える影響についてコメントした。

 日米関税交渉の内閣支持率への影響について「支持率はあまり変わらないんじゃないですかね」と伊吹氏。交渉決着は「トランプさんのSNSだけでみんなが議論しているが、国家の間の話し合いは本来そうあるべきじゃない。きちっとした文書を作ってそれで合意をする、その文書はまだできてない。だから最終的なことはよく分からない」と前置きしたうえで、「石破さんは交渉があるから政治空白を作らないと言っていた交渉が一段落したんだから、これで花道でどうですかっていう流れも当然出てくる」と“石破降ろし”の動きに言及した。

 伊吹氏は首相が続投する選択肢にも触れ、「まだ(日米交渉の)最終的な文書も固まってないし、四半期ごとにレビューをして25%に戻すなんていうことを言ってるんだから、違う人が交渉をやるっていうのはどうだろうなということを石破さんが理由にできるっていう意味ではね…居座りと言っちゃあ悪いけど、責任を取らずに総理を続けるという理由づけになるかもわからない」。

 それでも「今の党内の流れから見ると、これで一段落したんじゃないかっていう方の意見の方が多いんじゃないですか」と話し、対米合意での“花道論”が党内で優勢だとの見方を示した。

 そして今回の合意には米側の「日本とは話がまとめやすい」という思惑もあると指摘し、「国内政治のことを、トランプに配慮して米国との関税交渉だけで判断するというのは日本として情けないこと。このことだけで石破さんの立場をずっと続けさせるのがいいとは思わない」と自身の考えを語った。

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